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▲細かいシワに覆われたメスの背中。

▲何の変哲も無いメスの前脚。

水をはじく油が効きすぎてるのか、新成虫は進水式後のしばらくは水に潜れず水面でウロチョロしている。今までと体の勝手も違うから大変だろうな。

▲潜れず浮いてるオス。

同じくついで解説。
ゲンゴロウのメスは、前脚は普通の形状で、背中側に細かいシワがたくさんある。

オスは前脚が発達し、メスは背中側にシワがあるのは、やはり水中で交尾をする為の工夫だろう。

▲やはり潜れずに浮いてるメス。
▲幼虫が土中に消えてから22日目に地表に這い出て来た新成虫オス。早い。

ついでに解説しておこう(笑)。

オスは前脚の先が丸く広がり、背中側がツルツルしているのが特徴。特に新成虫のオスの背中は傷ひとつ無く鏡のようにピカピカ。

▲3齢幼虫の抜け殻。

▲蛹の抜け殻。

ゲンゴロウが出て行った蛹室を掘り起こすと、蛹化と羽化の時の抜け殻を発見する事ができる。